約1カ月ぶりの更新となりました。みなさんお元気でいらっしゃいましたでしょうか?
さて、最近なにかとキナ臭い韓国西海岸ですけど、全羅道の方まで行くとのどかでイイ感じなんですよね。
もう10年くらいも前になりますけど、西海岸の真ん中へんにピョコンと出っ張った、ピョンサン半島っていうところを路線バスで巡ったことがあります。
半島の先っぽまで行って、漁村の食堂で刺身ビビンパを堪能し、食後に海辺を散歩していると、遠くから軽快な音楽が聴こえてきました。
音に釣られて近づいていくと、荷台に日用品をギッシリと積んだ小さなトラックが停まっています。よく見ると、日用雑貨に混じって、ポンチャックのCDやテープも売っているのでした。
アジョシ(おじさん)に、今やっているのをくれ、と言って買ってきたのがこれです。
いつも買っていたソウル清渓川のガラクタ市場よりは少し割高でしたが、こういうのは「縁」なので迷わず買いました。
なお、このジャケットの、タイトル文字が小さく、踊る人物のイラストがビヨーンと横長なのは、カセットテープ用のデザインを流用しているからです。
♪ 사나이 눈물(男の涙)
日本に帰ってからクレジットをよく見ると、やっぱりというかなんというか、演奏者は「OK! 전자올겐」のオセウク先生でした。
リズムの軽快さ、タイトさは「この人ならでは」でございます。今でもこのCDをかけると、あの海岸の明るい光と匂い、ユルい空気が思い出されるのでございます。
ところで、こういう音楽の「日用雑貨を売る露店の客寄せ」ではない、本来の役割をわかりやすく示す動画があるので貼っておきます。
あなたに神を愛しています。聖書を読んでください。
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